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ALEC OUNSWORTH 2点 [音楽]

大好きなバンド、ClapYourHandsSayYeah(長いので以降CYHSY)。

2005年末(1st)、2007年初頭(2nd)と発表されたアルバムが、どちらも最近(2000年代)のロック作品では一番かと思えるお気に入りで、続く3作目を心待ちにしていた。が、以降、新作のニュースが全くはいってこない。

メンバー間で仲違いでもしたのかこのまま解散か?と、時々オフィシャルサイトをチェックしていたところが、ライブ活動に関してはあちこちで頻繁に行われているし・・・活動停止という事ではなさそう。もしかしてよくありがちな才能の枯渇というやつなのか?・・・等と気にしていたところが、中心メンバーALEC OUNSWORTHのソロ作2点が立て続けにリリースされた。

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1つめはCYHSYとは別のバンドプロジェクト”FLASHY PYTHON”の「SKIN AND BONES」。タイトルとジャケットから受ける印象そのままに、CYHSYと比べれば普通にロック的な、エッジを立てた印象。なるほどこういう感じの音はCYHSYでは出せなかったのかも知れない。

※サイト(
http://www.pythonspalace.com/)では、8月頃から全曲ストリーミング試聴が可能になっていて既に何回か聴いていたけど、CDで改めて聴いてみると印象がかなり変わった。PCのスピーカーで聞いているだけだとよくわからない部分がやっぱりある。


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う1つがソロ名義の「MO BEAUTY」。手練のミュージシャンを集めてニューオリンズ録音・・・との事。CYHSYともFLASHY PYTHONともまた違い、風変わりな部分が若干抑えられていますけど、よく聴いてみるとやっぱり個性的。「SKIN AND BONES」と同じ曲が1曲収録されてますが、何回か聴いてやっと「あれ?これ同じ曲?」と気づきました。アレンジの違いだけでかなり印象が変わる。

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”変なおじさん?”を思わせるジャケットも素敵です(誰?。


どちらも表面的なスタイルに違いはあれど、ALEC OUNSWORTHの作る楽曲と歌(声と歌い方)の魅力というのはCYHSYとなんら変わらない。耳に残って後から口ずさんでしまうメロディ(かなりひねりアリ)と、個性的だけどとても自然に感じられる不思議な声。

歌手としてはいい声ではないから・・・というわけでもないのだろうけど、この人の歌声、自分の声のようにとても近しく感じられるというか、構える事なく素直に聴く事が出来る。こういうのは単に自分との相性なのかな?よくわかりません。



ソロ作を聴いてみて、ClapYourHandsSayYeahならではの魅力というものも改めて再認識した。さんざん記事に書いたCYHSYの演奏の面白さはCYHSYでしか出せないのだという事がよくわかる。

という事で、ますますClapYourHandsSayYeahの新作が待ち遠しくなってしまった。早く出して下さい。



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