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ときどき [音楽]

そのAI技術を使って完成したビートルズ最後の新曲 NOW AND THEN。Bメロを(勝手に?)削除してるとか、やはり作りもの感が強いとか、あのコーラスはあの曲の使い回し?とか、いろいろ不満の声も聞きますが、自分は素晴らしいと思いました。

Bメロの件についてはソロ作ではなくレノンーマッカートニー共作とすればおかしくないし、あの手この手を使って(使ってでも)ひとつの作品として仕上げた思いの強さ、なによりビートルズという名前を抜きにしてひとつのポピュラー楽曲として聴いた時、純粋に良い作品だなと思います。11月2日の発表以来しばらくはずっとこの曲が頭から離れませんでした。


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で、またしてもアップル商売に乗せられてるなと思いつつも、これは物理メディアを買うべしと入手したこれ。商魂たくましく様々なバージョンがありましたが初心?に立ち返って7インチの黒盤。両A面でビートルズ最後の曲と最初の曲(LOVE ME DO)が長大な円環を感じさせるのもいいね。

しかしいつも書いてる事ですけどビニールの音(特にポップス音楽での)というのはどうしてこう魅力的なんでしょう。エネルギーというかパンチというかガッツというか、デジタル音源で聴くそれとは全く別物に感じられる。カップリングのLOVE ME DOもまるで60年代200ボルトの電蓄でシングル盤を回しているかのような気分にさせてくれる音。


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前記事と重なりますが、解散後、半世紀が過ぎても「新曲」発表で全世界推定数千万の人々が歓喜するビートルズってすごい。自分もこの曲このレコードがきっかけでまた音楽欲が高まり久し振りにブログを書いた。すごい影響力です。


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30年 [雑感]

1973年発売のビートルズ赤盤青盤は20年後の1993年9月に初CD化された。デジタルリマスタリングで音がとてもクリアになったという触れ込みだったような。当時20代後半の自分は担当案件が大炎上して身も心もボロボロの時期。秋になってようやく生活のペースも戻り始めた頃にようやくこのCDを入手できた。それまでビートルズの初期の音源を所有していなかった事もありCDで聴くクリアなビートルズの楽曲が妙に新鮮だったのを憶えている。


そしてちょうど30年後の今月、赤盤青盤リリース50周年のタイミングで、新ミックスの赤盤青盤が発売された。AIマシンラーニングを使った新ミックス(デミックス)の内容については、初期のモノラル期のなんちゃってな感じのステレオ音源が今の耳にも違和感ない自然な感じに変わっているのがやはり素晴らしい。


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新旧CDをとっかえひっかえ各曲の印象の違いを確認。なんと楽しい事か。


ビートルズについては各アルバムが何十周年アニバーサリーのタイミングでリマスターやリミックスが施されたものが繰り返し再発される、その、これでもかの商魂にはこれまで少し批判的な見方もしていたが、今回、それだけの価値のある音楽なのだという認識の方が勝ってしまった。半世紀近く耳タコになるほど聴いてきて未だに驚きを感じられる音楽って凄い事だ。



***

30年の時が過ぎた。。。

20代後半の自分は50代後半の自分の姿をリアルには想像できなかった(想像しなかったと言うべきか…)。50代後半の今、20代後半からの30年間を振り返ると、ただただ光陰矢の如し。もちろん色々な出来事はあったわけだが、印象としてはあっという間に過ぎてしまった感が強い。これは怖ろしい事だ。。。

そして50代後半の今、30年後80代後半の自分の姿は、肉体的な衰えとか暮らしぶりとか、もうなんとなく想像できるようになった(あまり考えたくはない、いくつかの条件付きではあるが。。。)

80代後半の自分は何を考えているのだろう。ビートルズの音源を聴いてやっぱりビートルはモノラルに限るな...等とブログに書く気力や体力が残っていれば幸いだ。


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30年の時をはさんだ新旧のオビ。

今は無き東芝EMI。20世紀「心の聖書(バイブル)」♪


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いいな [音楽]


レコードやらCDやらたくさん持ってるっていいな、と思った。


『レコードを見ながら音楽を聴く』

それはいい!



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地震があったので [オーディオ]


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<先週以前>                  <現在>


先日の地震の真っ最中、反射的に行ってしまった事がスピーカーがスタンドから落ちない/倒れないように両手で支えた事。結果そこまでしなくてもおそらくは大丈夫だったのですが。。。


重心高く不安定なものは気になります。


というわけで、重心が少しでも低くなるようにスピーカーを置き換えました(加えてマジックテープでスタンドに固定してあります)。

これで多分大丈夫。


それより先に固定するものがあるような気が・・・
地震対策大切です。


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歌姫 [音楽]

ステレオサウンド社から中森明菜:歌姫のアナログレコード(https://www.stereosound-store.jp/fs/ssstore/3360)が発売されていて「これは!買ってみようか?」と小一時間悩んだ挙句に止め。いくらなんでもレコード一枚に8800円ってのはないよな。まあ超ハイエンドなオーディオ機器で音量出して聞くと、さぞいい音がしそうな内容ではありますが。

代償行動。その音源「中森明菜:歌姫」シリーズのCDを探してみると、歌姫シリーズベスト盤で2枚組実売価格3000円のものがある。件のレコードに含まれる楽曲が全部入っている上に他に聞きたい曲も入っている。これでいいじゃん。今の装置、再生環境(出せる音量)考えればこれで十分じゃん。

入手して聞いてみた...。

80年代前半のアイドルブームでは松田聖子の対立軸として業界戦略が形作られていたような。カワイイ系の「聖子ちゃん」に対してツッパリに人気の「明菜」。正統派アイドルの聖子ちゃんに対して新時代のクール系アイドルといった感じか。当時の自分はキャラ的なものに加えて中森明菜の大人びた声質があまり好きにはなれずに聖子ちゃん派でしたw

それから40年。数えきれない「歌」を聞いてきて今、中森明菜の歌声を聴くととてもいい。歌唱技術的な部分もあるけどいろんなものが入り混じったような情の表現。内容が演歌・フォーク・ニューミュージックの名曲達という事もあるせいで、ちょっとセンチな気分にもなるのはもう単なる歌謡曲の扱いじゃないんだなと思う。今は中森明菜さんの声がとても魅力的で好ましい。素晴らしい歌い手です。

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近頃は日本の歌をよくきいている。
日本語の良さを改めて感じられるような歌がいいね。

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