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サザエさん [音楽]


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週末から一体何回「サザエさん」聴いたのやら。。。

松永良平さんのブログで知った「サザエさん」のシングルCD。
読んでたら無性に欲しくなってしまい、たまらずポチりました。
 
この曲のフルコーラスを聴くのは初めてで、4番まであるとは全然知らなかった(テレビで流れてるのは1番と3番)。さらにはエンディングテーマ(サザエさん一家)は寸劇仕立てだし・・・。

何十年も耳にしてきて今になってこんな新たな発見をするとは(感動!

そして・・・なによりも・・・
 
ブログに書かれていた通り、テレビの音でなくオーディオセットで聴いてみるとよくわかる、バックの演奏陣のなんと素晴らしい事。チャッチャッとしたギターのリフ、ドラム・ベースの有機的なグルーブ、ホーン、ストリングス・・・本当にブッカーT&MG'Sみたいだ!

日本で知らない人はいない、多分(いや間違いなく)日本で一番ポピュラーな歌が実はスタックス・サウンドか、というこの事実。なんてカッコいい。


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曲への新しい発見もさる事ながら、92年発売CDの新品在庫を普通にカタログしているアマゾンもすごい。メディアは当時の5センチCD。CDプレーヤーにセットすると・・・なんか変だ。


ノラ様の新譜 [レコード]

ノラ様の新譜が出た。
で、これまで同様アナログ盤で入手。ノラ様のアルバムはジャケットも音もレコードの方がしっくりくるので。
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美しい黒髪を切ってちょっとイメージチェンジ?
が、その麗しさはまったく変わる事なし。
ショートヘアーも大変お似合いでございます(^^。


回のアルバムのモチーフはわんこなのか?ノラ様の足元で舌を出して”ハァハァ”言ってるそこのセントバーナード!(頭でかっ!)。代わりにそこに座らせて(w。

・・・・。

アコピをギターやエレピに替えて雰囲気がロック調になった、とか言われてますが、自分はこれまでと特に変わった印象を受けなかった。もともとがジャズともカントリーともいえないジャンル分けの出来ない人でCDショップでもどのコーナーに置いてあるのか一瞬わからないし・・・。その意味でこれまでと何ら変わらぬノラジョーンズ作品です。

4枚目になる今作を聞いて改めて思った事ですけど、ノラジョーンズのアルバムはいつも一定の質があるというかハズレを感じる事がない。さらには初めて聴く時も何回聴いた後でも、アルバムを通しで聴いている間、つまらない退屈な時間というものが一切ない。こういうのって凄くないか?

多分それは、普段、音楽をアタマで聴いているのとは少し違ってフィジカルな聞き方をしてしまうせいなのかも知れない。良い意味でBGM的な部分があるというか、再生中の部屋の空気感を感じるだけで満足というか。結局はその独特な声の印象が勝ちすぎているという事なのだろうけど。

という事で極端な話、今後ノラ様がラップを歌おうがシャウト系に走ろうが、きっとこれまでと同じ印象を受けるんじゃないかと思ってます。そういうのもちょっと聴いてみたいかな~。


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特大ポスター付き。
このわんこ達の中に紛れ込・・※◎△×。


Arduino [HOBBY]


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ネットで電子工作関連のページをあれこれ見ているうちに見つけてしまったのが、これArduino。
何だと説明するのが難しいんですけど・・・要はマイコンボードです。

USBでPCと接続して、PC側のIDE(統合開発環境)でプログラミング。
それをArduino側に転送して、いろいろ制御ができる。

例1) LEDを点滅させてみた(動画じゃないとわからないですね。。。 
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 例2) 拡張して、ボタン押下の動作によりLEDが点灯するようにした。
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さらに発展させて、温度センサーを入力にしてLEDを点灯させるとか、スピーカー付ければ音を出せるとか、液晶パネルに表示させるとか。また、Arduinoの規格に合わせた拡張ボード(シールド)もいろいろ用意されていて、メモリーオーディオプレーヤーが作れるとか、入力装置とビデオ出力端子付けてテレビゲームもどきが作れるとか。
 
と、説明するだけなら可能性は広がる、まさにマイコンボードです。
 

*******

LED点灯させて何が面白いんだ?といわれれば答えに窮しますけど、普段、出来合いの製品をブラックボックス的に使ったり、ソフトウェア的なものに囲まれた生活を送っている中で、実際の動作を伴うものを(仕組みを理解して)自分の手で扱えるというのは、なんだか妙に新鮮なものがあります。
 
そんなわけで【ソフトウェア⇔電気⇔機械的な動作】という視点で 改めて身の周りの電化製品を見てみる。例えばCDプレーヤーのPLAYボタンを押せば、モータが回りはじめ、ピックアップが作動して、インジケータには CD情報が表示されて・・・と当たり前のように普段そんな機能を利用しているわけですが、その動作の仕組みのひとつひとつ(これがこうなってああなって、 さらにそれらが統合されて・・)を考えると、CDプレーヤーというのは凄い事をしている!と素直に感心してしまう。構成する部品とか回路とかソフトウェアとか。どうやってどれくらいの時間を掛けて設計したのかとか・・・。さらにはそれをきちんとした製品に仕上げるメーカーってすごくない?。もちろんこれまでの技術・知識の積み重ねで成立してるんだろうけど。ちょっとモノづくりに対する見方が変わってしまいました。
 
もちろん表面的な知識としてはわかっていた事ですけど、実際に興味を持って手を動かしてみる事ではじめて実感できる事ってやっぱりあります。こういうの、教育現場でも上手に取り入れて欲しいなあと思いました。


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※Arduinoはイタリア製です。イタリアのマークが洒落てます。
実のところ、デザインが「洒落てるなあ」と思ったのが興味を持ったきっかけでした。。。


ALEC OUNSWORTH 2点 [音楽]

大好きなバンド、ClapYourHandsSayYeah(長いので以降CYHSY)。

2005年末(1st)、2007年初頭(2nd)と発表されたアルバムが、どちらも最近(2000年代)のロック作品では一番かと思えるお気に入りで、続く3作目を心待ちにしていた。が、以降、新作のニュースが全くはいってこない。

メンバー間で仲違いでもしたのかこのまま解散か?と、時々オフィシャルサイトをチェックしていたところが、ライブ活動に関してはあちこちで頻繁に行われているし・・・活動停止という事ではなさそう。もしかしてよくありがちな才能の枯渇というやつなのか?・・・等と気にしていたところが、中心メンバーALEC OUNSWORTHのソロ作2点が立て続けにリリースされた。

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1つめはCYHSYとは別のバンドプロジェクト”FLASHY PYTHON”の「SKIN AND BONES」。タイトルとジャケットから受ける印象そのままに、CYHSYと比べれば普通にロック的な、エッジを立てた印象。なるほどこういう感じの音はCYHSYでは出せなかったのかも知れない。

※サイト(
http://www.pythonspalace.com/)では、8月頃から全曲ストリーミング試聴が可能になっていて既に何回か聴いていたけど、CDで改めて聴いてみると印象がかなり変わった。PCのスピーカーで聞いているだけだとよくわからない部分がやっぱりある。


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う1つがソロ名義の「MO BEAUTY」。手練のミュージシャンを集めてニューオリンズ録音・・・との事。CYHSYともFLASHY PYTHONともまた違い、風変わりな部分が若干抑えられていますけど、よく聴いてみるとやっぱり個性的。「SKIN AND BONES」と同じ曲が1曲収録されてますが、何回か聴いてやっと「あれ?これ同じ曲?」と気づきました。アレンジの違いだけでかなり印象が変わる。

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”変なおじさん?”を思わせるジャケットも素敵です(誰?。


どちらも表面的なスタイルに違いはあれど、ALEC OUNSWORTHの作る楽曲と歌(声と歌い方)の魅力というのはCYHSYとなんら変わらない。耳に残って後から口ずさんでしまうメロディ(かなりひねりアリ)と、個性的だけどとても自然に感じられる不思議な声。

歌手としてはいい声ではないから・・・というわけでもないのだろうけど、この人の歌声、自分の声のようにとても近しく感じられるというか、構える事なく素直に聴く事が出来る。こういうのは単に自分との相性なのかな?よくわかりません。



ソロ作を聴いてみて、ClapYourHandsSayYeahならではの魅力というものも改めて再認識した。さんざん記事に書いたCYHSYの演奏の面白さはCYHSYでしか出せないのだという事がよくわかる。

という事で、ますますClapYourHandsSayYeahの新作が待ち遠しくなってしまった。早く出して下さい。



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