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ときどき [音楽]

そのAI技術を使って完成したビートルズ最後の新曲 NOW AND THEN。Bメロを(勝手に?)削除してるとか、やはり作りもの感が強いとか、あのコーラスはあの曲の使い回し?とか、いろいろ不満の声も聞きますが、自分は素晴らしいと思いました。

Bメロの件についてはソロ作ではなくレノンーマッカートニー共作とすればおかしくないし、あの手この手を使って(使ってでも)ひとつの作品として仕上げた思いの強さ、なによりビートルズという名前を抜きにしてひとつのポピュラー楽曲として聴いた時、純粋に良い作品だなと思います。11月2日の発表以来しばらくはずっとこの曲が頭から離れませんでした。


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で、またしてもアップル商売に乗せられてるなと思いつつも、これは物理メディアを買うべしと入手したこれ。商魂たくましく様々なバージョンがありましたが初心?に立ち返って7インチの黒盤。両A面でビートルズ最後の曲と最初の曲(LOVE ME DO)が長大な円環を感じさせるのもいいね。

しかしいつも書いてる事ですけどビニールの音(特にポップス音楽での)というのはどうしてこう魅力的なんでしょう。エネルギーというかパンチというかガッツというか、デジタル音源で聴くそれとは全く別物に感じられる。カップリングのLOVE ME DOもまるで60年代200ボルトの電蓄でシングル盤を回しているかのような気分にさせてくれる音。


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前記事と重なりますが、解散後、半世紀が過ぎても「新曲」発表で全世界推定数千万の人々が歓喜するビートルズってすごい。自分もこの曲このレコードがきっかけでまた音楽欲が高まり久し振りにブログを書いた。すごい影響力です。


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いいな [音楽]


レコードやらCDやらたくさん持ってるっていいな、と思った。


『レコードを見ながら音楽を聴く』

それはいい!



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歌姫 [音楽]

ステレオサウンド社から中森明菜:歌姫のアナログレコード(https://www.stereosound-store.jp/fs/ssstore/3360)が発売されていて「これは!買ってみようか?」と小一時間悩んだ挙句に止め。いくらなんでもレコード一枚に8800円ってのはないよな。まあ超ハイエンドなオーディオ機器で音量出して聞くと、さぞいい音がしそうな内容ではありますが。

代償行動。その音源「中森明菜:歌姫」シリーズのCDを探してみると、歌姫シリーズベスト盤で2枚組実売価格3000円のものがある。件のレコードに含まれる楽曲が全部入っている上に他に聞きたい曲も入っている。これでいいじゃん。今の装置、再生環境(出せる音量)考えればこれで十分じゃん。

入手して聞いてみた...。

80年代前半のアイドルブームでは松田聖子の対立軸として業界戦略が形作られていたような。カワイイ系の「聖子ちゃん」に対してツッパリに人気の「明菜」。正統派アイドルの聖子ちゃんに対して新時代のクール系アイドルといった感じか。当時の自分はキャラ的なものに加えて中森明菜の大人びた声質があまり好きにはなれずに聖子ちゃん派でしたw

それから40年。数えきれない「歌」を聞いてきて今、中森明菜の歌声を聴くととてもいい。歌唱技術的な部分もあるけどいろんなものが入り混じったような情の表現。内容が演歌・フォーク・ニューミュージックの名曲達という事もあるせいで、ちょっとセンチな気分にもなるのはもう単なる歌謡曲の扱いじゃないんだなと思う。今は中森明菜さんの声がとても魅力的で好ましい。素晴らしい歌い手です。

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近頃は日本の歌をよくきいている。
日本語の良さを改めて感じられるような歌がいいね。

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MEGAエルヴィス [音楽]

土曜の朝に聞いているピーターバラカンさんのFM番組でプレスリーの特集があった。プレスリーのドキュメンタリー映画”THE SEARCHER”のサウンドトラックアルバムの紹介。

最初は「歌の上手い人だなあ」と何の気なしに聴いていたのですが、番組が進むにつれエルヴィスの歌唱そのもの歌そのものに惹かれていく。これは...上手いどころじゃない、偉大なシンガーですキング・エルヴィス。

後半で掛かっていた Suspicious Minds とか Burning Love とか気に入って、よし!このサントラ是非買おうと思っていたところ、ん?そういえば昔プレスリーのベスト盤を持っていたことを思い出した。確か90年代の半ばに発売されていた「MEGAエルヴィス」。あれに収録されているかもしれない。


「MEGAエルヴィス」は当時、海外ドラマで耳にした Always On My Mindを聴きたくて、万世橋警察の並びにある石丸電気でその曲が入っているCDを探して買ったもの。ジャケットがちょっとアレで買うかどうかを少し迷ったのですが・・・。そのCD、何回か流して聴いてその後お蔵入りになりました。あれはどこにいったのだろう。というかまだあるのかな。



当時はまだインターネットもアマゾンもiTunes&iPodもない時代。聴きたい曲があったらCD探して買うしかなかった。


それほど多くはないのですが、定期的にもう絶対聴かないであろうCDをまとめて処分したりしている。でも確か「MEGAエルヴィス」は処分候補から外れて残していたはずなんだが・・・ちょっと記憶が曖昧。少なくともここ10年近く目にした記憶がない。


90年代後半からはCDの売買はExcelに残すようにしています。それ以前のものは記憶に頼るしかない。


自宅のCD山脈(第1、第2・・・)を探してみるも見つからない。えー!あれ売っちゃったんだっけ?折角持ってたのに、聴きたくなったのに、なんたる様。。。 もう金輪際一切断捨離はしない(>_<)!

あきらめかけた頃、部屋の隅にある箱の中に一時期のCD群を入れていたのを思い出した。開けてみる。あった!

で聴いてみました。良かった。新たな知見を得てというか昔は何も感ずるところなくスルーしていた楽曲でも楽しんで聴ける。これは良かった。


世の中断捨離流行りですけど、一度でも興味を持って手にした物を無闇に手放したりするのは良くないのではないかと思ってしまった。”1年間使っていない物は要らない物”なんてのが断捨離のセオリーですけど今回20年ぶりに聴いてみたCDで新たな感動を得ることだってあるわけで、捨てるって事はそういう機会・可能性も含めて失ってしまう事になる。

今は定額音楽配信があって、聴きたい時に聴きたい音楽をワンクリックで聴けるから超便利・・・ってそういう話でもないんですよね。95年の秋に秋葉原の石丸電気で買ったCDで聴ける聴いてる事に意味があるというか。別にただの音楽聴きたいわけじゃないし・・・。

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これがそのちょっとアレなデザインのなんだかものすごく所有欲を満たさないMEGAエルヴィスのジャケット。。



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今年の3つ(2017年) [音楽]

前記事に続き2017年版を書く(年内に;;)
 
1.the anthology / micheal nyman
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これは今年の作品ではないし今年発売されたものでもない。マイケルナイマンのベスト物。
正月タワレコにたまたま立ち寄った時、2枚組790円(税抜)という安価(最近の箱物を考えると特段安くないが単品タイトルなので安い)につられてつい手にしてしまったもの。

ナイマンは過去何枚かのCDは聴いてましたが最近は手にする事もなく、これも大して期待なく、なんとなく買ってしまったレベル。良くない買い物のパターン。

が、これがすごく楽しめた。お馴染みの曲、初めて聴く曲が絶妙のバランスで並んでいて、退屈しない、聞き飽きない、オーディオ的に楽しい。今年かなりの期間ずっと聴いてました。

なにより大きな収穫は、無人島レベルの死ぬまで聴き続ける曲や、ピアノでレパートリーにしたい曲、をいくつか見つけることが出来た事。

今風に言うとセレンディピティ?こういう事があるから今でもCDショップに立ち寄ったりする。といっても立ち寄れる規模のCDショップ自体、都内でも数えるほどしか無くなってしまったのですが・・・。


2.The Goldberg Variations-the Complete 1955
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秋に出たグレングールドのゴルトベルク変奏曲55年版のボックスセット。1955年6月のグールドのデビュー作の伝説の録音風景というか全テイクをCD5枚に収録し写真満載の豪華解説書とセットにしたもの(総重量5キロ(◎◎。

あまりのオタクな内容に入手するか迷ったのですが、グールドの同録音ML5060のオリジナル盤4枚(その他擬似ステ盤3枚。一体いくら掛かってるんだw)を所有し、シフ、高橋、トゥレック・・・等々等々の演奏によるCD20種近くをとっかえひっかえ聞き込むゴルトベルク変奏曲マニアな私は買わないわけにはいかなかった。

最初はスピーカーの前に座って集中する形で聞き始めたのですが、予想通りというか、昔から何十回何百回聞いてきた音源の大量の別テイクを、集中してひたすら聞き続けるというのは正直キツいものがある。だんだん飽きてきた。これは苦行か?という事で途中から聞き方をBGMスタイルに変更しました。料理しながらネット記事読みながら流して聞く感じ。ひどい話です。。。 でもそんな聞き方ですらこのレコーディングのエッセンスは感じられる。

マニアというか研究者向き?この圧倒的な物量、情報量。資料としてすさまじいものがあります。


.ピーターバラカンさん
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3つめはレコードでもCDでもなくピーターバラカンさん。
年の始めに中古で小さなCDラジオを入手して、聴くようになったのが土曜朝のバラカンさんの番組。いつもすごい知識量に圧倒されますが穏やかで誠実な語り口がすごく感じがいい。

この番組で紹介されてた曲の入ったアルバム、関連したアルバムを今年何枚も買った。これは今年始まった楽しい習慣のひとつ、いや最大の収穫かな。


♪ ♪ ♪

単なる自己満足ですけど、年の瀬にこうして音楽に関する事を書き散らかしているのもなかなか楽しいものです。他に趣味的な事はないですけど、音楽に関する事(レコード、CD、道具、ネタ話、演奏...)はいつまで経っても楽しめている。好きな事があるっていいですよね。

それでは皆様も良い音楽を。



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今年の3枚(2016年) [音楽]

タイトルの年度が間違ってるみたいですけど間違いではないのです。
去年の年末に書き始めたものの興味が飛んでしまって投げ出してた記事です。
下書きに残ってるのが今年のやり残しみたいで気になった(というかこれ書かないと2017年版が書けない気がした)ので書き直して投稿します。


*****

1.★
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このレコードは内容よりむしろレコード購入時の印象が強すぎた。宝物を手にした感じで今でも大切にしてる。

内容もボウイが考えた現代の芸術であり、彼の”今”がここにあると思うとつい入れ込んで聴いてしまう。1曲め(BlackStar)の後始まる2曲め('Tis a Pity She Was a Whore)のなんというカッコ良さ!カッコ良すぎて泣く!そして録音がまた素晴らしい。

なぜかこの録音に関してはダウンロード音源で聞くと作品の印象が薄い気がする。音的なアナログ優位はあまり自分は(今は)信じていないのですけど。
思い入れが音楽に与える印象を考えてしまう。


2.Good Times!/Monkees 
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これはアンディパートリッジが曲を提供したという事でほぼそれ目当てに買ったレコード。提供曲 You Bring the Summerは聴いてみるともろXTC。XTCの新曲といっても信じる。ま、そりゃそうですが...

モンキーズをアイドルとして信奉してたアーチスト達(ポールウェラー、ノエルギャラガー、ウィーザー等)が楽曲を持ち寄ってモンキーズに歌ってもらいました、みたいなアルバム。

聴いてみると大当たり。なんですかね、こういうカラフルでノリの良い王道ポップが好きなのですね、自分は。

おそらく2016年一番針を落としたレコードではないかしら。
酷い話なんですけどこのレコード、パッケージに封入されてたダウンロードコードが”使用済み”だった。酒が入った状態でPC操作してたので自分の手違いの可能性もあるのですが、カードが半分に折られてたりして怪しいんですよね...どうしたライノ。。。

3.
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洋楽邦楽問わず2016年に一番聴いたCDがこれ、エビ中の「穴空」。
例によってゆるいタイトル(と一部ゆるい内容)ですが、中身はたむらぱん、フジファブリック、菅野よう子、杉山勝彦・・・等々強力な楽曲提供陣に支えられた聴き応えのあるもの。
2016年はエビ中の冠テレビ番組を毎週見てたりして結構ハマってました。
優等生的なアイドルは駄目なんですよね、ワタシは。


*****

という事で2016年お気に入り3枚でした。
この流れで「2017年の3枚記事」を正月中に書く予定(-_-?

それでは皆様よいお年を。



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マッキーさんの本 [音楽]

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これ先週発売された牧野良幸さん(マッキー)の新刊「僕の音盤青春記 花の東京編 1981-1991」。牧野良幸さんのムック本が好きでよく買ってる。


牧野さんの著作は、氏が夢中になった音楽アルバムやオーディオ機器、その他音楽関係のテーマを、イラストと軽妙な文章で1テーマ見開き2ページ程度でちょっとコミカルに表現するエッセイとなっていて、どのページにもご本人の音楽好きが溢れてとても楽しく読むことができます。

「僕の音盤青春記(シリーズ)」は文字通り、氏の学生時代からの音楽・オーディオ生活の記録・遍歴となっている。年はちょっと上の方ですが、まあ同世代?といっても差し支えないので、読んでて「あー、こんな感じ」「そうそう、これこれ」と手を叩くところ多々あり。カセット、エアチェック、ステレオ、LPレコード、MTV、CDの登場・・・誰もがたどった道。。。
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まさに自分もこんな感じで初CDを買った

トークイベントでご本人にもお会いした事ありまして、気取らないお人柄と音楽が好きな雰囲気がいっぱいの方(というかエッセイのイラストの雰囲気そのまんまの素敵な方)。話聞いていると感化されて、負けじと音楽をたくさん聴きたくなります。好きな感じが伝染するんだろうな。

ちなみに牧野さんは自分の中の高音質音源&オーディオの師匠(と勝手に思ってます...)。これまでエッセイ内やトークで紹介された音楽ソフト何本買ったやら...。そしてイラストの効果もあってオーディオの「音の感じ」を分かりやすく表現するという事ではピカイチ。ワタシもこんな表現力が欲しい。

という事で、勝手に本紹介でした。みんなー買ってね~(←誰だお前はw。

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ピンクフロイド関連 [音楽]

いつだか記事にしていたピンクフロイド超高額BOXは先般幸いにも中身がバラ売りされて、70年・71年パートを入手して視聴する事が出来ました。「原子心母」って自分の中ではそれ程評価の高くない作品だったのですが、それはちょっと過剰なアレンジによるものであって、バンド形態での演奏を聴くと一連のフロイド作品の中でもなかなか優れた作品であり、以降、エコーズ~狂気へと至るフロイド作品群のなかで、重要なポイントだったのだなと印象を新たにした。

両アイテム内に収録されている「原子心母」「エコーズ」のマルチチャネル音源を楽しむ為、AVアンプ導入を検討中。タダでさえ狭い部屋にサラウンド環境なんか作りたくないのですが、今回のフロイド以外にも、所有する音楽ソフトの中にサラウンド音源が含まれているもののが結構増えてきてそろそろ時期なのかなと。

ピンクフロイドといえばロジャーウォーターズ新作発表のニュースがありました。以下、発売元ソニーミュージックのリリース情報より一部抜粋。

ピンク・フロイドの“頭脳、”25年振り「怒り」のニュー・アルバム
ピンク・フロイドデビュー50周年の記念すべき年に、“ピンク・フロイドの頭脳”=ロジャー・ウォーターズが1992年『死滅遊戯』以来25年ぶりのニュー・アルバムをリリース。プロデューサーにはレディオヘッドで知られるナイジェル・ゴッドリッチを起用(2015年『Roger Waters: The Wall』でもプロデュースを担当)。世界中で起こる紛争、危機、差別、環境問題、政治情勢、渦巻く不安感・・・もはや我慢ならんとロジャーが立ち上がる

デビュー50周年で25年振りニューアルバムって...すごい話だ!と思ったけど、確か少し前にフランス革命をテーマにしたオペラ作品を出してたような...あれは無かった事になってるのかしら。それにしても、もはや我慢ならんって…なんかヘンテコなコピーだ。。。 ロジャーウォーターズといえばトランプ大統領を”PIG”呼ばわりしたりしてニュースになってましたけど。新作でも変らぬロジャー節を期待してます。

音楽ソフト [音楽]

先週末、今週末聴いていた(いる)もの
 
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●「エビ中の中辛」 
何気にエビ中ファンなのである。安本、小林、柏木ときて今は莉子ちゃん推し(^O^)/
アイドル戦国時代、アミューズのPerfume、Babymetalには優等生的な印象を持ってますが、対してスターダスト、エビ中にはプロレス的なものを感じるといいますか、硬軟自在な感じが好ましく、今まさに旬な楽曲提供陣に支えられていて聞いてて楽しい。
 
 
●「イルマ・イサカーゼのゴルトベルク(SACD)」
2008年に今は無き新宿タカシマヤ12階HMVクラシックコーナーで買ったもの。部屋のCD山脈から堀り出してきたw。
 
 
●「Cre/Ation」
私の4大お気に入りロックバンドのひとつピンクフロイド。先日出た初期フロイド音源映像27枚入りボックスセット約6万円也(◎◎!)のハイライト版。ハイライトとはいえCD2枚組にフロイドの進化が凝縮されていて十二分に聞き応えがある。中でもバンド演奏による「原子心母」演奏や「エコーズ(原曲)」は圧巻。なんて心に触れる音楽なのか。
まず買う事はないと思いますが、ボックスセット本体に収録されているマルセイユ・バレエ団との共演映像とか原子心母、エコーズの4ch音源とか視聴してみたい。ソニーレーベルになった事だし”おせっかい”とかマルチチャネルでSACD化してくれないものか。
 
 
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●「リヒテルの平均律集(SACD)」
しばらく前に購入して放置(中身は90年代から聞き込んだ超有名録音なので・・・)してあったものをようやく開封した。いつからかこのパターンが結構多い。。。
 
 
●「ザ・タイマーズ スペシャル・エディション」
89年発売時買ったCDをその後、あろうことか手放してしまっていて、たまに聞きたいなと思っていたところに今回のリリース。今風のリマスターですがなかなか良い。リマスター本編CD(ボートラ有り)、未発表音源CD、蔵出し映像DVDの3枚組。定価5400円はちょっと高いかな~。
 
これは前から思っている事ですが、タイマーズは差別用語放送禁止用語連発、大麻礼賛、今風にいうと徹底的にポリティカリーインコレクトなバンドですが、その中の一服の清涼剤的な曲だけを取り上げてコンビニ業界No.1セブンイレブンが安直にイメージソング的に使っているのが感じ悪くて仕方ない。ちょっと安直過ぎないかと。CMの楽曲の使い方。例えばいすゞ自動車が”2トン車2トン車ぶっ飛ばせハイウェ~”とか流してたらそれはそれでカッコいいと思ってしまいますが・・・。セブンイレブンの利用頻度が極端に少ない人です。
 
 
●「Oranges&Lemons(CD+Blu-ray)」
私の4大お気に入りロックバンドのひとつXTC。その中のお気に入りアルバムベスト1のOranges&LemonsのAPEレーベル"THE SURROUND SOUND SERIES"版。こちらは3000円弱。 

ブルーレイの巨大容量に、サラウンドver、カラオケver、デモver(アルバム丸ごと!)、プロモ映像、よくわからないダラダラした映像・・・がこれでもかとてんこ盛り。しかも整理分類が巧みで全然ごちゃごちゃしていない。こういうのみると音楽パッケージって愛好者向けにはなるものの、いつまでも魅力ある商品として生き残っていける気がする。素晴らしい仕事。
 
 
♪ 
以上、 音楽ソフトについて支離滅裂に書き散らしてみました。
なんだかんだとだらだらいろいろ書けるのはやっぱりワタシは音楽ソフトが好きなんだな~と。
 
 
 

音圧競争 [音楽]

先日同僚とブルーハーツの話をしたせいか、急にBUST WASTE HIPが聞きたくなって中古CDをゲットしてきた。90年発売CDの格安中古なのでケース、ジャケットはボロボロ、タバコ臭あり。ただしCDの盤面は綺麗。
自分が購入して保有するCD群は80年代のものでもピカピカの新品同様のものばかり。いかに自分がモノの扱いが丁寧であるかそれはもうすごい・・・と今回はそういう話ではなく音の話なのである。

手にしたCDを聞いてみた所、すごく聞きやすい音なのである。
昔のCDってこんなに聞きやすかった?

少し前にはラウドネスウォー(音圧競争)について色々言われていましたが、最近はもうそれが普通になりすぎてしまったのか耳にしなくなった。しかし最近のCD(特に日本のポップス)を聞くと音圧が凄すぎて耳が痛い。耳が痛いって比喩として痛いんじゃなくて実際に耳が痛い。曲の出だしからシンフォニーのフォルテッシッシモ級の爆音。こんなの音量上げてイヤホンで聞いてると絶対耳を悪くするぞ。

ブルーハーツの作品もリマスタリングされたCDが再発されているみたいで、アマゾンなんかでそのレビューをみると「リマスタリングによって音が良くなった」との評が多い。実際そちらは聞いてないのでコメントはできませんが感じは想像できる。やっぱり今はそういうものが求められてるのだろうか。音の良さと圧力は関係ないと思うんですよね。。。
 

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