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ポストマークスのリングマーク [レコード]


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先週届いたTHE POSTMARKSの新譜MEMOIRS AT THE END OF THE WORLDのアナログ盤。
ネット上で新作発表のニュースを見た時にアナログ盤も同時発売されることを知って、CDにするかアナログにするか長時間迷っていた(※)時、ふとジャケットデザインに粋な工夫があるのを見つけ、これはアナログ盤を入手すべき!と思ったものです。

まず60年代風のジャケットデザイン(配色・レイアウト)。そこに「ジャケット状態がVG-な中古レコード」のギミックを加えて、「数十年にわたって大切に聴かれてきた名盤」の感じを演出してるんですね。面白い。


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リングマーク

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セロテープ補修跡(芸が細かい!)

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レーベル部の経年変化まで再現。本当に芸細かい。。。



POSTMARKSは2年前くらいにデビューした米国のインディーズバンド。一瞬フレンチポップか?と聞き間違う柔らかくアンニュイな雰囲気の女性ボーカルと、そのアレンジ等から熱心な音楽ファンに間違いないと思われる男性2名の3人組。小粋でメロディアスでポップ。強烈なものではないんですけど、どこか音楽好きなココロを引きつけるところを感じてしまうグループです。

 
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こちらはPOSTMARKSを知るきっかけになった前作「By-The-Numbers」のCD。デビュー2作目なのに何故かカバー作品集。ジョン・バリー「007は二度死ぬ」、D・ボウイ「five years」、ブロンディー「11:59」・・等々、非常に面白い選曲で、カバー好きなワタシはこの選曲を見ただけで、大した確認をする事もなく手にしてしまいました。

後半に懐かしいベンチャーズの「十番街の殺人」が入っていますけど、アルバムを通しで聴いてみるとハッとするカッコ良さがある。こういうちょっとひねりのあるセンスに惹かれるんだな、きっと。



以下はレコードCDオタクのダラダラとした文章なので、自分もそうだ!と思われる方のみお読みください。

いま現在発売される新譜CDについて、アナログ盤も同時に発売された場合、CDとどちらを選ぶか迷う事が結構多い。
基本的にはビニールの音が好きなんですけど、現在のアナログは内容によってはCDと聞き分けられないような音だったりする事もあるし、さらにオリジナルがどちらか?という事ではCDだけど、希少性という事ではアナログの方がある?(でも最近はCDもしばらくすると入手しにくくなったりするから同じなのかな)・・等々とグダグダ考えてしまいます。
これはと思うものはヤケクソで両方そろえたりしますけど、結局聴くのはCDだけだったりして・・・。そんなこんなで決定的な理由がない限りなかなか決められないのです。つくづく時間の無駄というか・・・世間一般の人にはどうでもいいような話しですけど。


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