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嬉しい誤算(Belle and Sebastian Write about Love) [レコード]

RIMG0041.JPG

ベル&セバスチャンの4年ぶりの新作「Write about Love」はアナログ盤を購入した。
 
ベルセバのアルバムはずっと(普通に)CD購入してきたが、今回はピンクのジャケットがちょっとLP的に映えそうなのでアナログ盤を選択。


最近新譜発売される海外のアナログ・タイトルにはデジタル音源のダウンロードコードがついている事が多く、CDではなくアナログを選ぶ事も増えた。

迷ったのがレーベルで、
このアナログ盤は米国盤(マタドール)とEU盤(ラフトレード)が流通している。英国のバンドなのでやっぱりEU盤か?でも価格が高い。今の時代どこで製造されたとか意味がないし、そもそもこれは米国録音で・・・。ぐずぐず考えた挙句、ラフトレードの名前に負けて、本家?のEU盤を選択しました。。。

マタドールから出る新譜アナログにはいつもダウンロードコードがついていて、どちらも同じ企業グループなのでEU盤にも当然ついているものと・・・。)

 
到着後に、かなりきつめに入っていたレコードをぎしぎしと取り出してから、封入されているはずのデジタル音源のダウンロードコードが印刷されたメモを探す。空のジャケットを軽く振ってみるものの紙が出てこない。というか何か別のものが入っていて・・・何これ?
 
RIMG0040.JPG
 
メモではなくEP盤が入ってました。。。
 
日本盤CDにボーナストラックで収録されている2曲がEP盤になっている。音源のダウンロードが出来ないのは残念ですが、これはちょっと嬉しい誤算。どうりでレコードが取り出しにくいはずだ。
 
値段の違いは為替の問題ではなく、こういう事だったのかと納得。商品説明に書いておいてくれればいいのに。こういう事があると今後さらに迷ってしまいます...。

 
♪♪
内容の事。
前々作、ちょうどイザベルが抜けたあたりから、楽曲やアレンジについて一般的なロック・ポップスの書式を試しているかのような楽曲が増えてきて、ベルセバの魅力(いかにも音楽してる感いっぱいのハーモニーとアンサンブルの妙、独特の穏やかさ柔らかさ・・・等々)が薄れた感があって残念だったのですが、本作については少し戻った、というか、いろんなものが上手くバランスしてきた感じがする。
 
前作から時間があって、その間スチュアート・マードックのソロ活動などもあり、バンドがどうなるのかと気になっていたんですけど、ベルセバらしさが(良い意味で)熟成されたような、そんな本作でした。


♪♪♪ 
意外に思える繋がりですけど、A面最後の曲はノラ・ジョーンズとの共演。大好きなベルセバのアルバムの中でさえ、ノラジョーンズの声というのは強烈な印象があって、ひときわ異彩を放つ。そして最内周のノラジョーンズの声というのは再生が難しい。。。
 
この曲は今月発売されている「ノラジョーンズの自由時間(なんてベタな日本語タイトル...。)」にも収録されてます。是非聴いてみて下さい。


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コメント 4

たいへー

ダウンロードコードですか、初めて聞きました。
にしても、素敵なオマケではないですか。
グ○コのヤツより数段嬉しいですねぇ。^^
by たいへー (2010-11-11 15:03) 

Buji

>たいへーさん
指定されたサイト上でコードを入力するとアルバム全曲のMP3音源が入手できるサービスで、アナログ愛好者にも携帯音楽プレーヤーで聴く利便性を提供したいというありがたい趣旨です。こういうユーザーを中心に考えた心遣い、日本のメーカーも見習って欲しいな~と思います。
しかしこのシングル盤のおまけもNiceでした。
by Buji (2010-11-11 23:31) 

kumimin

ジャケットがお洒落♪
思いがけないオマケってお得感が高いですよね=^^=

家のLPの固まり、さっさと処分しちゃいたい!!
by kumimin (2010-12-02 12:45) 

Buji

>kumiminさん
その固まりが段々大きくなってきて部屋のスペースが侵食されてます。まあ宿命だと思って諦めてますが・・・(笑。
by Buji (2010-12-05 17:20) 

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