小橋建太選手のこと [雑感]
昨日（１２月２日）放送されたノア・プロレスリング中継での小橋建太の復帰戦。
翌朝は週の始まりである事も気にせず最後まで目が離せませんでした。
去年の夏の腎臓がんの手術（右腎臓の摘出）からの一年半ぶりのリング。実戦から遠ざかっていた為か、動きに若干のぎこちなさはあるけれど、打撃系のワザは以前と同じ（もしくはそれ以上の）迫力で、どれだけ凄い練習を積んできたかが良くわかる。
何よりも以前と変わらぬ姿を見せてくれた事が本当にうれしい。
***
小橋建太という人。その熱いファイトスタイルや、ファン思いで朴訥な人柄が大好きなレスラー。
夢を捨てきれずにサラリーマンから転進。デビューしてしばらくはまだ体も細くて強豪選手相手に負けてばかりだった記憶があるんですが、思い切りのいいファイトスタイルは当時から見ていて気持ちが良かった。
デビュー時期が自分が社会人になった時期とほぼ同じという事もあって、なんとなく同期の様なつもりで応援してました。
レスラーとして頂点に立った後、度重なるヒザの故障、手術のために長期欠場。
再起不能と言われながらも奇跡的に復活して、その後また素晴らしい試合を見せてもらっていたところに今回の腎臓がんの手術。
がんになって手術後、レスラーとして復帰するなど聞いた事もない。
仮に復帰できても以前のようなトップレベルの試合ができるわけがない。
せめて元気な姿で戻ってきてくれさえすればいいと願ってました。
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何よりも以前と変わらぬ姿を見せてくれた事が本当にうれしい。
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小橋建太という人。その熱いファイトスタイルや、ファン思いで朴訥な人柄が大好きなレスラー。
夢を捨てきれずにサラリーマンから転進。デビューしてしばらくはまだ体も細くて強豪選手相手に負けてばかりだった記憶があるんですが、思い切りのいいファイトスタイルは当時から見ていて気持ちが良かった。
デビュー時期が自分が社会人になった時期とほぼ同じという事もあって、なんとなく同期の様なつもりで応援してました。
レスラーとして頂点に立った後、度重なるヒザの故障、手術のために長期欠場。
再起不能と言われながらも奇跡的に復活して、その後また素晴らしい試合を見せてもらっていたところに今回の腎臓がんの手術。
がんになって手術後、レスラーとして復帰するなど聞いた事もない。
仮に復帰できても以前のようなトップレベルの試合ができるわけがない。
せめて元気な姿で戻ってきてくれさえすればいいと願ってました。
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小橋の熱い試合はずっと見ていたい。
でもレスラーの体を維持する為の栄養価の高い食事や過酷なトレーニングや試合が、残された（もうひとつの）腎臓に良いわけがない。体の事を考えると心配で複雑な気持ちになる。
昨日の試合、試合には負けたけど、もはや勝ち負けなど意味がない。
文字通り命を削って、ファンと自らのために何ら妥協しないファイトを行う小橋選手の姿には、見ていて涙が滲んでしまいました。
応援してます。
<１２月５日追記>「週間プロレス」の表紙画像を追加。
小橋の代名詞でもある豪腕ラリアット。昔三沢選手が小橋のラリアットを５、６発くらった試合後のインタビューで「普通の人なら死んでるよ・・・」と語っていたのが強く印象に残ってます。やはりこのシーンが見たかった。
最近思うのですが、スポーツでも仕事でも「感動」以上に
人を動かすものってないような気がします。
小橋選手は恥ずかしながら名前しか知らなかったのですが
文章読んでいると応援したくなっちゃいましたよ素直に。
by ゆつき (2007-12-04 21:43)
＞ゆつきさん
小橋（あえて呼び捨て）は現在のプロレス界でトップ中のトップレスラーで、どこかで見る機会もあると思いますので応援してあげて下さい。
この人、師匠だった故・Ｇ馬場さんから「休むのも練習！」と止められるまで練習してしまう程の練習好き（本当にプロレスバカ、良い意味で）。そんな人が近年コンディションに恵まれなかったりして、プロレスの神様はどこ行ったんだ！と。
人がする事も自分がする事も、一生懸命さがあってこそ感動というものが生まれるのかなと思ってます。
by Buji (2007-12-05 12:26)
＞きむたこさん
ご訪問（＆Nice)ありがとうございました。
by Buji (2007-12-05 21:04)
涙なしには見れない試合でしたね。
レスラーの手術って私が好きだったジャンボ鶴田の失敗があるから
心配していましたが小橋は帰ってきてくれました。
素直にありがとうですよ。
「小橋が勝ちました。腎臓癌に勝ちました。」
プロレス史上に残る名実況でした。
久しぶり良いプロレスを見せて頂いた感じです。
by soundbeat (2007-12-06 00:18)
＞soundbeatさん
こんばんは。試合終了時のあの言葉で涙腺が一気に緩んでしまいました。矢島アナにもプロレス大賞をあげたいです。
週プロに書いてあった事ですけど腎臓がんは１０年再発しなければ大丈夫なんだそうです。それを考えればプロレスをしない方が良いのは承知の上で「５０まで何もしないで生きるのか」「今回の試合で数値が悪くなってストップがかかるかも知れない（引退試合になるかも知れない）」と覚悟の上での試合だと改めて知りました。
これからの小橋選手の試合、全て目にやきつけたいです。
by Buji (2007-12-06 01:30)
本当にプロレスが好きな方なんですね。
格闘技、わからないけど体も大事にしつつがんばってほしいです。
by くみみん (2007-12-08 16:48)
＞kumiminさん
本当にプロレスが大好きな人です。
命を賭けるって言葉では簡単ですけど、現実に今それをやっている人なのだと思うとすごく深く考えさせられるものがあります。
そんな生き方を見ると、小橋選手も言っていましたが、（命を軽んじている人には）試合を見て欲しい、命の尊さを感じて欲しいと思ってしまいます。
by Buji (2007-12-08 17:34)
プロレスのことは何も知らないのですが、ふじのしんさんの記事を読んで小橋選手のことに俄然関心を持ちました。『週刊プロレス』の拍子の写真、かっこいいですね。パワーが炸裂して会心の笑みを浮かべているように見えます。
by 鯉三 (2007-12-09 01:22)
＞鯉三さん
こんにちは。プロレスは子供の頃から好きで、ずっと見てます。非日常的で漫画的なところが大好きなのです。
小橋選手はファンとプロレスのために、全ての試合に全力を出し尽くすような人で、それはこれからも絶対変わらないと思います。
（表紙の技）ラリアットは決まるとこちらもスカッとするような技で・・・。これからもずっと相手選手に叩き込んで欲しいです。
by Buji (2007-12-09 10:31)