ノラ様の声

写真のレコードはノラ・ジョーンズの新作「ｌｉｖｅ ｆｒｏｍ austin tx」
ちょうど一年前２００７年８月にテキサス？で行われたライブ録音。

週末あるＣＤを探しにレコード屋に行って偶然見つけて、結局これだけ買って帰ってきたもの。
基本的に暑い時期は音楽聞かないんですが、ノラ様の新作とあっては聞かないわけにはいきません。

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ブログであれ普段の生活であれ、「様」なんて呼び方は好きじゃないんだけど、ノラ・ジョーンズはノラ様なのです（笑。
「様」といえば以前、沢尻エリカ騒動があった時、芸能マスコミが「”エリカ様”なんて呼び方をして持ち上げるから調子に乗ってしまうのだ」とファンを批判していたけど、そもそもそういう風に呼び始めたのは芸能マスコミ自身じゃないかと。さらには騒動の後いつの間にやらペプシＮＥＸ他のコマーシャルに戻っちゃってるし｡ちなみにワタシはエリカ様嫌いじゃありません。


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閑話休題。ノラ様の声について。

女性の声って当然だけど、音域が高く、聞きやすくて、耳に心地良い。
だからこそ女性ヴォーカルにも惹かれるのだろうけれど、ノラ様の声はそこに絶妙なバランスで低音域が含まれていて、さらにスモーキーとも表現される独特のハスキーな成分もあって・・・。最初のアルバム買った時から、その声にもうメロメロ。

※もちろん低けりゃいいってもんじゃありません。いわゆるパンチの効いた声は苦手。要はバランス（＝好きな声質）なのね。
ちなみにノラ・ジョーンズのアナログレコードってトーンアームが上手く調整されていないと再生が難しかったりする。スモーキーな部分がノイズっぽく聞こえたりしませんか？

歌手に限らず自分が好きな女性の声がこういう感じの声なんだけど、女性に対してどこか芯の強い部分を求めているところがあるのか、などと自己分析してます（ちなみに男性ヴォーカルの場合はちょっと鼻にかかった歌声が好き。おかしいか？

とにもかくにも、ノラ様の歌声を聞いているだけでワタシは夢見心地(・∀・)
このアルバムはライブ録音なので曲間にＭＣでノラ様の普通の話し声も入ってます。そういえばノラ・ジョーンズの話し声って初めて聞いたような気がするけど、こちらは普通にキュートな声なんですね＾＾。


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このアルバムは今月（日本では来月）発売されるＤＶＤのアナログ盤だそうで、調べてみた限りＣＤでの発売はなさそう。ＤＶＤとアナログのみの発売って、ちょっと変わった販売形態ですね。

内容はこれまでの３枚のアルバムから代表的な楽曲が選曲されていてベストアルバムといっても良いものだし、ライブゆえの、より自然なノラ様のヴォーカルが堪能できるという点でスタジオ録音作品とは違った魅力もある。

ＣＤでも発売すれば売れる事間違いなしだと思うんだけど・・・ナンデ？

コメント 13

「音好き」を狙った作戦なのでは・・・
私は「ケイト　ブッシュ命」なので、
おっしゃる真意、よく分かります｡（笑
by たいへー (2008-08-12 00:23) 

＞たいへーさん
個人的にはこれはアナログで発売されて嬉しかったんですけど、こういう販売形態が増えてくるとちょっと複雑な気持ちにも（お金かかるし・・・。

しかし読み返して見ると、ブログ記事として内容がナイヨ～（笑。
これぞファン心理＾＾！

by ふじのしん (2008-08-12 12:28) 

ちわぁ～(^▽^)/　お久し振りです。　＾＾
一年くらい前にハービー・ハンコックがジョニ・ミチェッルへのオマージュ的なアルバムをリリースしましたが、一曲目が「コート・アンド・スパーク」で、ヴォーカルがノラ・ジョーンズで・・・シビレました！

ノラ・ジョーンズといえば・・・・・「え？そうなの？びっくり！」

このアルバムが発表された頃に知ったのですが。彼女、ラヴィ・シャンカールの娘さんなんですってね！

んでもって、友人のＳにその旨のメールを送ったら、返事が・・・

「え？そうなの？びっくり！」・・・(^▽^;)

あ、すみません。恥ずかしながら、僕らの音楽知識はこの程度なんでございます。＾＾；；；

ど～も失礼致しました。m( __ __ )m

by エルモ (2008-08-12 23:23) 

＞きむたこさん
Niceありがとうございました。

by ふじのしん (2008-08-12 23:52) 

＞エルモさん
こんばんは。お久しぶりです。
えっ、ノラ様がジョニ・ミッチェルを歌ってるんですか？
それは是非聴かなくては；；；。

２００３年でしたっけ、グラミーを総なめした時、今の時代にこういう音楽が何故？と思ったものですが、きちんと聴いてみると、至極当然！の物凄い魅力のある人でした＾＾。しかし最初に彼女を発掘したブルーノートの社長はすごい目利きなのだなあとそっちも感心です。

お父さんの件は後から知るとビックリしますよね。世の中が狭いのか、音楽の才能がつながっているというべきなのか・・うーん。

それでは、また＾＾。
by ふじのしん (2008-08-12 23:55) 

Herbie Hancock 　「ＲＩＶＥＲ」～the joni letters
レーベルはＶｅｒｖｅ、国内盤はユニバーサルミュージックＵＣＣＶ１１００です。
ノラも素晴しいのですが、ボーナストラックの「A Case of You」がハッとするような美しさです。是非々々聴いてみてくださいまし。m( __ __ )m
by エルモ (2008-08-13 05:33) 

＞エルモさん
情報感謝です（朝早っ＠_＠。
早速、今日探しに行ってみます（もちろん国内盤で！。
by ふじのしん (2008-08-13 13:11) 

＞エルモさん（続き）
こんばんは。早速買ってきて聴いてみました（我ながら早いナー。仕事もこうならいいのに･･･（-_-)

ジャズって、僕らがブログにスゴいだのカッコいいだのと書いてるのと基本的には同じで、ある楽曲やアーチスト、または部分的なモチーフに対して感じた気持ちを、自分がカッコいいと思っている音楽のスタイルで再構成・再生産する作業なのだと思ってます。

このアルバムの中では、それをヴォーカル（しかもティナ・ターナーやレナード・コーエンといった大御所。あっ本人も！）を使って、メロディは残したままで実現してますが、それは凄いというか、どうやってまとめ上げたのだろう？と、つい分析的な事を考えてしまいました｡｡｡

その点では、最後の（ヴォーカルなしの）A CASE OF YOUは楽曲へのオマージュがストレートに表現されてるなあと。本当に自然で美しいですよね（しかし何でこれがボートラ？

素敵なアルバムの紹介ありがとうございました。

※
例のごとくアルコール摂取後コメントの為、わけわからなかったらスミマセン（＾_＾。
なおワタシはＪｏｎｉのアルバムは「ＢＬＵＥ」しか持ってません｡｡｡
by ふじのしん (2008-08-13 22:47) 

こんにちは。
ノラジョーンズって最近の？？
なのにレコードなんですか？CDがでないのもおもしろいですね=^^=
拘ってるのかなあ？
by kumimin (2008-08-16 17:59) 

＞kumiminさん
こんばんは。こだわりのある人は今でも新作アルバム発売時にレコードも出したりしてるんですが、レコードだけってのはやっぱり珍しいパターンのような気がします。すごいメジャーな人なのに･･･。
と、こんな事書いている内にｃｄも発売されてたりして･･･。
by ふじのしん (2008-08-17 01:13) 

＞takemoviesさん
Niceありがとうございました。
by ふじのしん (2008-08-20 01:11) 

「ノラ様」
わたしは許せます。
でも、やっぱりエリカ様は許せません。
趣味の悪い女の子に、「様」の称号は不用です。

ノラ・ジョーンズの趣味のよさは言うまでもないことですが、なんといってもあの声ですね。唯一無二の歌声です。ジャズっぽいのに開放感があって、ポップなのにアンニュイだったりして、とても不思議な声です。決して作れないものですね。
by 鯉三 (2008-09-06 00:33) 

＞鯉三さん
ノラジョーンズの歌声が独特なのは、生まれ育ったテキサスのカントリー音楽をルーツとして、様々なジャンルの要素がバランスよく混ざりあってるから・・・というような記事をどこかで読みました。
そう言われてみれば”天性の歌声”というより、長年のキャリアによって作り上げられたような印象も受けます。
何にしても素晴らしい歌声で、大好きな歌手の一人なのです。
by ふじのしん (2008-09-07 12:31)