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悪魔の行進 [HOBBY]


S・フィッツジェラルドの「魂の午前3時」ではないが、真夜中に起きているべきではない。

夜の闇と静けさが心の奥に潜んでいる原始の感情を呼び起こし、人を奇妙な行動に駆り立ててしまう。



深夜2時。
なんとなく眠れずに物思いに耽っていた。

突然の妄想。
「あれを使って、これをやってみたら、すごく面白いんじゃないか。」

「行うべきではない」という心の声。
笑みを浮かべながら
計画を練る。

絶対に失敗は出来ない。
幾度となく手順を確認する。

そして、作業を開始した。
 

 
黙々とテーブルの上に並べていく。
独立した生き物であるかのように手が自然に動く。
 
そして、5分。 
目の前に出現した異様な光景に私は自分の目を疑った・・・。
 

イル・ジャルディーノ・アルモニコ [音楽]


年末年始にかけて沢山の音楽好きな方のブログで書かれていたのが、2007ベスト(アルバム)記事。
ワタシもそんな記事を書いてみたい!と思っていたのですが、何故か筆が進まない。
 
'BEST'、'THE'・・・などと心から感じたものがなかったのか?
なかったような気もするし、あったような気もするし・・・。
 
忘れた・・・(爆。
 
 
という事で、昨年聴いた回数が多分一番多かったCDを紹介します。
 
去年の6月頃に購入した2006年発売のイル・ジャルディーノ・アルモニコのBOXセット。
ヴィヴァルディ作品を中心に90年代の彼らの録音が(多分)全部収まってます。
 

*CD11枚組みで5000円弱。
欧米ではクラシック・ジャズなどの旧音源を集めて、こうして廉価でBOX発売する事が多い。日本でもやればいいのに・・・やりませんよねぇ。。
 
♪♪♪
 
イル・ジャルディーノ・アルモニコはイタリアのオリジナル楽器によるバロック・アンサンブル集団で、早めのテンポと振幅の大きなアーティキュレーション(ひらたくいうとちょっと大げさ?)による生き生きとした演奏が特徴(※過激と評される事もあるけれど、決して奇を衒ったものではない)。
 
今では当たり前のオリジナル楽器によるクラシック演奏は、重いコートを脱ぎ捨てたような軽やかさがあって好きですが、アカデミックな部分(当時の演奏の忠実な再現)に重きを置きすぎて「平べったい」と感じる演奏も少なくない。
 
どんな時代であってもどんな楽器を使っても、音楽は弾く人と聴く人のカラダやココロを動かすためのものだと思うので、こういう感覚に直接訴えるかのようなダイナミックな演奏スタイルは大好きなのです。
 
※吉田秀和さんが、97年録音の「ブランデンブルグ協奏曲」のレコード評で「グールドを想起した」と言っていたけど、それはわかる気がする。グールドは内向きな方法論ではあるけれど、自分が見つけた音楽の気持ち良さの秘密を(自身で日々味わいつつ)人に伝えたくてたまらなかった人だと思うのです。自分の好きなものは人に話したくてたまらないから・・・。
彼らも同じ事をやっているのだと思う。「ほら!面白いでしょ!これはどうだ!こういうのも凄いよ!」って。

  
*「ブランデンブルグ協奏曲」CDのパンクなジャケ写。なんとなく演奏のイメージが伝わるでしょうか?
 
11枚のディスクに全部で数百曲?収録。
有名な「四季」等を除けば、初めて聴く曲が大半を占めるのですが、綺麗にまとめるというよりは演奏のエネルギーをそのままパッキングしたような録音(これもグールド的?)もオーディオ的に刺激的で聴いていて退屈なディスクが一枚もない。
演奏と作品(特にヴィヴァルディ作品)と録音の相性が本当に良くて、聴いていてゾクゾクしてました。
 
※このCDを聴く為に一時期アンプをサブ機(Naim)に交換。両者の熱っぽさがこれまた絶妙のマッチング。
  
自分はバロックといえばバッハな人だったのですが、このBOXセットを聴いてヴィヴァルディも大好きになりました。
ヴィヴァルディは生涯に500以上の大量の協奏曲を書いたそうですが似たような曲が多く、部分的にフレーズを聴いて曲を当てるのはプロでも至難の技なのだとか。このBOXもどの曲を聴いても同じ・・・というより、どれを聴いても楽しいので、選んで聴くというよりもランダムにディスクを選んで聴く聴き方をしてました。美味しいものをお腹いっぱい。これぞベストCD。
 
普段ポピュラー音楽を中心に聴いている人も是非聴いてみて下さい。
いろいろなものがほとばしってます。


ツェッペリンNT号を追え [雑感]


正月休み最終日の夕方。
ふと窓の外を眺めると、なにやら空に浮かんでいる。



飛行船「ツェッペリンNT号」です。
全長75メートルのかなり巨大な飛行船で、
現在のところ世界に3機しかないそうです。

いつか写真に撮りたいと思っていたのですが、
飛行船のイメージとは裏腹にそれなりの速度で飛行している為、
カメラの準備が終わる頃にはいつも視界から消えてました。

今回は新宿上空でモタモタしていた(?)ところをなんとか撮影。

あとでわかったんですが、11月から行われていた東京上空の遊覧飛行も今日が最終日だったようで、パイロットも最後が名残り惜しかったのかも知れません。

いつかまた戻ってきて欲しいです。



※写真は自宅ベランダからコンデジで撮影したもの。
手ブレ補正なし&超ズーム撮影の為、かなりの集中力を要しました。

妙な姿勢で撮影中の自分の姿は、
一見すると向かいのマンションを狙う盗撮魔。
「何してたんだ?」と詰問されたら説明はかなり難しい・・・(-_-。



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東京の空は青い [雑感]


1月3日木曜日12時30分である。
 
会社にいるのである。 
年末年始特別勤務体制(ひらたくいうと電話当番・・・)の為に出勤中なのである。
正月気分から一転、苦もなくスイッチを切り替えられるところには、我ながら感心なのである。
  
***

年末年始は実家に帰省していました。
悪天候の為,にずっと家に閉じ込められていたのですが、帰京直前になってようやく天候が回復。
おかげさまでこうして無事出勤しているという次第。

 
 

東京に戻って最初に感じるのは、なんといっても天候のよさ。
あたたかくて空が真っ青で本当に気持ちが良い。
 
あまりに気持ちが良いので、皆が健康である事とか空が晴れている事とか、
そういう普通の事が一番なのだなあと、つい正月らしい事を考えてしまいます。
 
今年が皆様にとって幸せいっぱいの一年でありますように。
本年もよろしくお願い致します。





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